(横浜生まれの横浜育ち。そんな彼女が田舎へ移住。
現在3人の子供たちの子育て真っ最中の金子さんに
長門市での子育て話を伺いました。)

「子育てする場所が長門市で本当によかった。」

金子 美紀さん(神奈川県横浜市出身 横浜市からIターン)
男の子1人、女の子2人の3児の母として日々奮闘中。

横浜から長門市へ(移住の経緯)

「最初は、こっち(長門市)にくるのが本当に嫌だったんです。」
と苦笑いしながら話してくれた金子さん。生まれも育ちも横浜という生粋の都会っ子。横浜で長門市出身のご主人と知り合い結婚。その後第1子となる男の子を出産。横浜で子育てをしていました。ご主人が長男でひとりっこなので、いずれは両親の面倒をみるために、実家のある長門市に帰らなくちゃいけないんじゃないかなと思っていた金子さん家族は、長男の幼稚園入園・長女誕生を機に、家族で長門市に移住。
「夫はUターン。私はIターンになるんですかね(笑)」

 
(横浜で子育てをしていた金子さん)

なんでも相談できる仲間との出会い

横浜時代、子どもを連れて近所の子育て支援センターに遊びに出かけていたという金子さん。そこでは自分と子どもが遊ぶだけで、家で遊ぶのとあまり違いはなかったそうです。
「開所日が月に数回程度で、行ってもお母さん同士の交流もあまりなくて、なんていうか人は多いけど、それぞれが孤立していて、冷たい感じがして寂しかったです。」
「長門市は子育て支援制度がすごく充実していると思います。待機児童はもちろんいないし、子どもの医療費助成も高校3年生まで(※1高校生は所得制限あり)と手厚いです。子育て支援センターも毎日開いています。地域ごとに設けられているので、自分が住んでいる地域の支援センターに通うことで、子どもは同じ幼稚園・保育園に通う友だちもできるし、お母さん同士のつながりもできます。長門市にきて、たくさんのママ友ができました。」と金子さんは笑顔を見せます。
長門市はなんていうか人が温かいと思います。縁もゆかりもない土地にきて、右も左もわからない私に、みんな本当に優しく接してくれました。困った時に相談できる仲間がいるって本当に心強いです。」

※1 子ども医療費助成制度・・・長門市子育て支援課ホームページはこちらから

 
(長門市にある子育て支援センターでママ友とふれあう金子さん。長門市にきて沢山のママ友ができました)

普通自動車運転免許取得

運転免許証を取得していなかった金子さん。長門市に移住してきてからしばらくは、自転車で買い物や、子どもの送り迎えをしていました。住んでいたのが長門市の中心部だったので、当時そんなに不便さは感じていなかったとのこと。しかし数年後、ご主人の実家の隣に家を建てることになり、市の中心部から少し離れること、そしてこれから先、何十年も長門市に住み続けることを考えた時に、
「車を運転できた方がいいかも!」と一念発起し、自動車教習所に通い、運転免許証を取得しました。教習所に通う間、まだ小さかった長女を義父が面倒みてくれたり、義父の都合が悪い時は、ママ友が助けてくれました。」「みんなのおかげで無事運転できることになりました。」
「長門市は道路も綺麗だし、車も少ないから運転しやすいです。横浜では絶対運転できないだろうな。」と金子さんは笑います。

田舎(長門市)での子育て

「お姉ちゃんの子ども達は横浜で育ってるんですけど、なんていうか子どもらしくないんですよね。クールっていうか大人びてるって言うか。友だち同士集まって公園で遊ぶ時も、公園がボール遊び禁止だったりして、自由に遊べないからなのか、隅っこに集まってゲームばかりしてるんですよ。それを見るとなんだか寂しい感じがしちゃって。長門では公園で虫取りしたり、走り回ったり、子どもがのびのびと自由に遊んでる感じがして、そういうところを見ると、
「子どもって本来こういう感じだよな。『子育てする場所が田舎で本当によかったな』って思いますね。」

 
(公園で自由に遊ぶ子どもたち。のびのびすくすく育ってね)

おじいちゃん・おばあちゃんの存在

長門市で、ご主人の実家の隣に新居を構えた金子さん。「ちょっとこれは私の愚痴になるんですけど、田舎って鍵かけないところが多いですよね?(笑)なんで鍵かけてるの?って、普通にじぃじとばぁばが、ガチャって家に入ってきて(笑)都会じゃ考えられなくて、最初は戸惑いましたね。プライベートの時間を持ちにくい部分はあるけど、それ以上に助かってる部分の方が断然多いかな。子どもが一人で留守番する時も、何かあれば、じぃじとばぁばが隣にいる安心感もあるし、例えば子ども一人が体調崩して、病院に連れて行く時も、他の子ども達の守りをしてもらえたりと、子育てを手伝ってくれる人が近くにいる事は本当にありがたいし、心強いです。」


(子ども達は、じぃじが大好き。じぃじもお孫さんが可愛くて仕方がないそうです)

学校のこと

小学校三年生の長男と、この春入学したばかりピカピカの一年生の長女が通う小学校は、全校生徒約60人という少人数。
二年生と三年生は今年度一緒のクラスで勉強する複式学級となっています。
「同級生が少なく、クラス替えもないから、何かしらケンカしたとかで仲が悪くなったりすると、逃げ場がなくなるのでちょっとかわいそうかなって思っていました。でも複式になったことで、いろいろな学年の子たちと触れ合うことができ、下級生を思いやる気持ちや、年上の人を敬う気持ちなども自然と身に付いたりと、いいところもあると思います。また少人数なので、先生が一人ひとりをしっかりみてくれるのでその部分では安心ですね。」
「大人数少人数それぞれメリットデメリットあると思います。どれが正解かなんて誰にもわからないけど、子どもたちが楽しく学校生活を送れるように親や、周りがサポートしてあげることが大事かなと思っています。」
「それと個人的に思うのは、制服があるのがいいなって思います。お姉ちゃんの子どもたちが通う学校もそうなのですが、都会って私立以外は私服登校が多く、親もいろいろ考えなくちゃいけないし、『これ着ていったら目立ちすぎて目をつけられるかな。』とか子どもも、子どもながらに着ていく服をどうしようって、結構気を遣うみたいで。その点、長門市はどの学校も制服があるので、そういった気を親も子も遣わなくて済むのはいいことだと思います。」

 
(金子さんの子ども達が通う小学校。全校生徒約60名が広々とした敷地内でのびのびと学校生活を送っている)

子育てをする中で感じた長門の魅力

私が一番感じているのは、見た目にはわからない部分になるのですが、人の温かさです。なんていうか都会のようにせかせかしていなくて、のんびりした環境だからなのか、みんな穏やかで優しくて。支援センターの話に戻るのですが、長男が入園してすぐの頃、長女を連れて遊びに行っていた当時の先生が、長門市で3人の子育てをされた大先輩で、ちょっとしたことでも気軽に話せる母のような存在でした。辛いことや悲しい事があった時も、いつも親身になって話を聞いてくれて。「大丈夫大丈夫」といつも優しく接してくれました。子育てに関する悩みや相談事にも親身になって考えてくれました。今は退職されているのですが、いまでも仲良くさせていただいています。』


(子育て支援センターで、お世話になった先生)

これから移住される方へのメッセージ

「最初は田舎に移住するなんて、本当に嫌だったけど、今では長門市に移住してきてよかったなって心から思っています。人の温かさだったり、自然が豊かな所だったり、いいところが沢山あります。特に子育てに関しては、長門市は本当に良い所だと思います。子育て支援制度がとても充実しているし、子どもと一緒に楽しめる綺麗に整備された公園や施設もたくさんあります。親がゆったりとした気持ちで子育てができるから、子ども達も大らかにのびのびと育っていると思います。(笑)」

「私達の住んでいる湯本地域内にある[長門湯本温泉街]音信川(おとずれがわ)周辺は、春は桜がとても綺麗で、夏は川遊び、秋は紅葉、冬は足湯も楽しめるとても素敵なところです。」

「是非一度遊びに来てください。長門市の良さを知る、きっかけになると嬉しいです。」