AREA~地域の特徴~

長門市ってこんなまち

豊かな自然に囲まれたまち

長門市は本州の最西端・山口県の西北部に位置し、東は萩市、南は下関市、美祢市に接し、北側には北長門海岸国定公園に指定されている美しい日本海の風景が広がっています。美しい海はさまざまな海の幸をもたらし、古くから漁業、水産加工業で栄えたほか、水産加工の過程で発生する魚のアラなどを飼料に使い養鶏業が発展した歴史を持ちます。地域の方々にはこうした「自然の恵みへの感謝」、そして「ものを大切にする心」が根付いています。

人口

長門市の人口は、令和2年国勢調査によると、32,519人(男性15,040人、女性17,479人)で、世帯数は14,135世帯です。世帯割合は15歳未満:9.3%、15~64歳:46.6%、65歳以上:44.1%となっています。

気候

長門市の気候は対馬海流の影響を受けるため、温暖多雨です。日本海に面しているため、積雪の多い地域とイメージさせるかもしれませんが、1年間の平均気温は16℃と比較的温暖であり、山間部を除き、積雪することはほとんどありません。

長門市が誇る五名湯

長門市には「五名湯」と呼ばれる5つの温泉があります。山口県でもっとも古い歴史をもつ長門湯本温泉や、全国に21か所しかない国民保健温泉地に指定されている俵山温泉など、多種多様な温泉で癒されてみてはいかがでしょうか。

▶ながと観光なび ななび~泊まる~

CNN「日本の最も美しい場所31選」に選ばれた元乃隅神社

紺碧に澄んだ日本海と美しい砂浜。海を臨み空を映してただずむ「棚田」の風景。迫力ある奇岩巨岩が連なる青海島。アメリカCNN「日本の最も美しい場所31選」の一つ「元乃隅神社」など多くの絶景スポットがあります。

▶ながと観光なび ななび

豊かな食文化

県内屈指の水揚げ高を誇る仙崎港を中心に、「仙崎イカ」などの新鮮な魚介類や「焼き抜きかまぼこ」などの水産加工品が全国的に有名です。養鶏業も盛んで、朝にさばいたばかりの鶏肉が市内のやきとり店でふるまわれるなど、自然の恵みを存分に受けた食べ物が長門にはあふれています。

▶ながと観光なび ななび~食べる~

イベント情報

長門市の豊かな自然を生かして開催される大会やお祭りなど、多くのイベントが年間を通じて行われています。市内各エリアで観光スポットも充実し、お休みの日も楽しく過ごすことができます。
また、演劇やコンサートを楽しむことのできる文化施設や、大人も子どもも一緒になってスポーツを楽しむことができる施設も充実しています。

ながと観光なび ななび~イベントページ~

長門市各エリアの紹介

※下記エリア名をクリックすると詳細ページにリンクします

通・青海島エリアは古くから捕鯨や漁業・水産加工業で栄えてきた通(かよい)、漁業中心の大日比(おおひび)、大泊(おおとまり)地区、田園風景が広がる青海(おおみ)地区がそれぞれ集落を構える地域で、美しい海を身近に感じる暮らしができるエリアです。海で魚を釣って、畑で家庭菜園を楽しむ。そんな半自給自足暮らしを楽しみたい方におすすめのエリアです。

エリア内に長門市で唯一の総合病院をはじめ、市役所、図書館、総合公園などがあります。保育、教育施設も充実しており、子育て世代に人気のエリアとなっています。市の中心エリアのため、生活に必要な物は近くで購入できるのはもちろん、海・山へのアクセスも良く、程よく田舎暮らしを楽しみたい方にお勧めのエリアです。

湯本エリアは緑深い山々を背景に、農山村集落が点在するのどかな里です。地域内には長門五名湯の一つであり、全国的にも有名な 「長門湯本温泉」があります。身近に温泉を堪能できることはもちろん、温泉街の中心を流れる音信川(おとずれがわ)の川沿いには、遊歩道が整備されており、住民も観光客も一緒にそぞろ歩きや川遊びなどの、「オソト天国」を楽しむことができます。

俵山エリアは古くから湯治場として栄えた温泉街を中心に、その周辺を農山村集落が取り囲むのどかな里です。緑豊かな山々に、蛍が舞う清流「木屋川 」を有するその原風景は、訪れる人を温かい気持ちで満たしてくれます。  主な産業は農林業・畜産業が営まれており、きれいな水と寒暖差のある気候から、良質なお米が作られています。2019年、長門・俵山道路が開通し、市街地へのアクセスがよくなりました。気候では、長門市の中で一番冷え込むエリアとなります。

真木・渋木エリアは長門市南東部に位置し、美祢市に隣接した花尾山(はなおさん)の麓にある農山村集落です。一面、田畑が広がり山に囲まれた自然豊かな地域で、のんびりとのどかな自然を感じながら過ごすことができます。農業が盛んな地域で、寒暖の差が大きいことから、 良質で美味しいお米が作られています。

北部は海に面し、東・南・西部は森林と田園の豊かな緑に囲まれた自然あふれる地域です。 身近に山・川・海といった自然を感じることができ、歴史や文化、豊かな農林水産業による食の魅力もぎゅっと詰まったまちです。のどかな田園と山々の景色が広がる山間地域では、農林業や畜産業が行われ、日本海・仙崎湾に面する地域では、漁業が行われています。また、萩・三隅道路が通っているため、隣の萩市までのアクセスがよく便利です。

日置平野とよばれる田園地帯が広がり、畜産業をはじめ、農業が盛んな地域になります。北部は日本海に面し、黄波戸(きわど)漁港周辺 では漁業も盛んに行われています。市街地まで10分とアクセスも良く、山々を背景に広々とした田園風景が広がるのどかな環境は子育て世代にも人気の地域となっています。また、この地域には長門五名湯のひとつである黄波戸温泉があり、気軽に立ち寄れる温泉として市民から愛されており日々の疲れを癒してくれます。

菱海エリアは、波穏やかな油谷湾、のどかな田園と山々の景色が広がります。地区中心部にスーパーマーケットをはじめ、ホームセンター、郵便局など 生活に必要な施設もあり、豊かな自然を身近に感じながらほどよく田舎暮しが楽しむことができます。地区内には長門五名湯の一つである油谷湾温泉があり、身近に温泉を楽しむことができるのも、この地区の魅力の一つとなっています。

油谷向津具エリアは、荒々しい日本海と波穏やかな油谷湾が存在し、漁業が盛んな地域で、山間部では畜産業・農業も盛んに行われています。この地域の特徴は、向津具半島を中心に広がる約600ヘクタールもの一大棚田地帯です。日本の棚田百選にも選ばれ、田植えの時期になると、その美しい光景をカメラに収めようと、毎年多くのカメラマンが足を運びます。また、手つかずの自然が多く残るエリアのため、この自然に惚れ込み移住してくる方も多くいらっしゃいます。